夏の節目

2022/08/17
writer：山崎拓
- ナチュラルライフ

一昨日、地元の花火大会がありました。

毎年お盆のこの時期は他に何もできなくても、この花火大会だけは欠かさず見にいくようにしています。

というもの、この花火を打ち上げる場所が僕の自宅からとても近いところにあって。
自宅からちょっと移動するだけでかなり良い位置で花火を見ることができます。

僕の自宅周りは田園と農道しかない、本当にザ・田舎！という場所なのですが、この安曇野の花火の日だけはたくさんの人が遠くから花火を見に来るので一年で一番人が集まる日になっています。

いつもだったら夜に人とすれ違うことも稀ですし、車が通ることもほとんどありませんからね　笑

それがこの日は一変し、とても賑やかな雰囲気になるんです。

さらに、周りに住んでいる人たちも皆お盆ということで帰省してきて家族が集まるので、ちっちゃい子供たちもとても多くなって、いつもは静かな団地の雰囲気が一気に変わります。

ちなみに、僕らの家族周りもその例に漏れず。

僕の実家にも妹夫婦の家族が帰省してきて、子供たちも一緒に来ているのでとても賑やかになりましたし、この日は奥さんのおねーさん家族も花火を見にきたので、さらにそれに輪がかかります　笑

さらに子供たちも皆大体同じ年くらいなので、一緒に遊んでいると、まー元気　笑

もうおじさんはついていけないくらいなので、途中からは放置プレイになっていました　笑

そして、こういう時、一番大変なのはじーちゃんばーちゃんですよね　笑

孫たちが増えて嬉しい一方、一気に騒々しくなるので、面倒を見るのも大変だと思います。

まあ、うちの両親はなんだかんだ言って嬉しそうですけどね。

きっと今このメルマガを読んでくれている方の中にも僕の両親と同じような感覚になっている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな一年で一番地元が盛り上がるこの花火大会ですが、この２年間はコロナの影響もあり、開催が見送られてしまっていました。

なので、僕らも実に３年ぶりの花火。

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やっぱり、この花火大会を見ると、今年の夏も終わりだなーという感覚になり、ここから秋冬に向けて仕事をまた頑張ろう！という気になるので、自分の中でも結構大事な節目のイベントのうちの一つなんです。

それがこの２年間なかったので、やっぱりちょっと寂しかったんですよね。

ただ、今回も一気に再開というわけにはいかなかったらしく、花火の本数もいつもは5000発ほどのところ今回は1000発と大幅に減っていたり、花火中に色々と楽しませてくれるナレーションや音楽の演出もなし。

なので、いつもの花火を期待しているとちょっと物足りないと感じてしまいそうなのですが、個人的には今回の花火はこの物足りなさが一発一発の花火を見ること自体が貴重に思えて、逆によかったです　笑

いつもだったら、花火一発一発に対してそれほど真剣に見ようという感じてはありませんでしたが、今回は一発一発を大事に大事に見る気にさせられました。

こういうのも改めて俯瞰すると本当に面白い心理の変化ですよね。

当たり前のようにたくさんありすぎるものには人間は価値を感じなくなり、逆に限られたものや数が少ないものに関してはより高い価値を感じるようになる。

今の世の中に溢れるモノやサービスについても全く同じですから、たまにはこうして絞られたり、供給がなくなってしまうことも大事なことかもしれないなーと感じます。

花火はより非日常なので、感じやすいですが、毎日の生活に関わることだと本当に当たり前になり過ぎてついつい忘れがちになりますからね。

日々色々な出来事がありますが、何はともあれ今日まで無事に生きられたことに感謝しなければいけませんね。

お盆と３年ぶりの数が減った花火を見て、ふとそんなことを感じたこの日の休日でした　笑

PS.
今年は無事に花火を見れたので、ここから秋冬に向けて、より一層仕事に全力で取り組んでいきます！！

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Profile

山崎拓

1982年長野県生まれ。安曇野市在住。
Natural Lounge代表、ストールコンシェルジュ。
３児の父。
天然繊維100%ストールが大好きでほぼ一年中巻いている。
趣味が仕事で、休みより仕事をしているほうが楽しく落ち着くという仕事大好き人間。
情熱がある分野はビジネスや健康、教育関連。
好きなことは読書、Mr.Childrenの音楽鑑賞、家族サービス、旅行。
肌に直接身につけるものはもちろん、食べ物や生活スタイル全般を出来るだけ健康的で自然に沿ったものにできるよう日々自分自身でも様々なことを試し、顧客にもその効用を伝えている。